毛穴の詰まりやザラつき、ごわつきが気になるとき、よく出てくるのが「AHA」「BHA」。ピーリングやふき取りのアイテムで見かけるけれど、違いがよく分からないまま使っている方も多いのではないでしょうか。実はこの2つ、得意なことが少し違います。
この記事では、AHA・BHAとは何か、角質ケアの違いと選び方・注意点を、成分の視点でやさしく整理します。誇張せず、化粧品としてできることの範囲で解説します。
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AHA・BHAとは? 古い角質をやさしくオフして肌をなめらかに整える角質ケア成分です。AHA(グリコール酸・乳酸)は水溶性で表面の角質に、BHA(サリチル酸)は油になじみやすく毛穴の皮脂に向きます。やりすぎず週数回が基本です。
結論|AHAは表面の角質、BHAは毛穴の皮脂に向く角質ケア成分
- AHA(グリコール酸・乳酸など)=水溶性。肌表面の古い角質ケアに向く
- BHA(サリチル酸)=油になじみやすい。毛穴の皮脂・詰まりのケアに向く
- どちらも古い角質をやさしくオフして、肌をなめらかに整える角質ケア成分
「ザラつき・ごわつき」ならAHA、「毛穴の詰まり・黒ずみ印象」ならBHA、と悩みで選ぶと分かりやすいです。毛穴ケア全般は30代の毛穴ケアにおすすめの化粧品もどうぞ。
AHA・BHAとは|正体と特徴
AHAは「アルファヒドロキシ酸」、BHAは「ベータヒドロキシ酸」の略。どちらも古い角質をやさしくオフして、肌をなめらかに整える角質ケア(ピーリング)成分です。ターンオーバーが乱れてごわつきや毛穴の詰まりが気になるときに、土台をリセットする目的で使われます。
大切なのは、AHA・BHAは「古い角質を取り除いて整える」範囲の化粧品成分だということ。ニキビやシミそのものに、医薬品のようにはたらきかけるものではありません。やりすぎは禁物で、肌の様子を見ながら“ほどほどに”取り入れるのがコツです。
AHA と BHA の違い
| 項目 | AHA | BHA |
|---|---|---|
| 代表成分 | グリコール酸・乳酸 | サリチル酸 |
| 性質 | 水溶性 | 油になじみやすい |
| 得意なこと | 表面の古い角質・ザラつき | 毛穴の皮脂・詰まり |
| 向いている悩み | ごわつき・くすみ印象 | 毛穴の黒ずみ印象・テカリ |
ざっくり言うと、AHAは「表面」、BHAは「毛穴の中の皮脂」にアプローチしやすい、という違い。両方をシーンで使い分ける人もいますが、まずは自分の悩みに近いほうから取り入れれば十分です。なお、AHA・BHAはどちらも“角質を整える”ためのケアで、肌のターンオーバー(生まれ変わり)の乱れでごわつきが気になるときの、土台のリセット役。毎日ていねいに保湿していても、ときどき角質ケアを挟むと、その後のスキンケアのなじみが良くなる、と感じる人も少なくありません。ただし、肌が敏感に傾いているときや、乾燥・赤みが強いときは、無理に取り入れず肌を休ませることも大切です。
AHA・BHA化粧品の選び方
① 悩みで選ぶ
ザラつき・ごわつきが気になるならAHA、毛穴の詰まりや黒ずみ印象が気になるならBHA。アイテムのタイプ(ピーリングジェル・ふき取り・リキッド)も使いやすさで選びましょう。
② 頻度を守れるかで選ぶ
角質ケアは毎日やればいいものではありません。製品の表示に従い、週1〜数回など“ほどほど”を守れる頻度のものを。やさしい設計のものから始めると安心です。
③ 保湿とセットで選ぶ
角質ケアの後は乾燥しやすいので、保湿の土台を整えることが前提。セラミドやヒアルロン酸などの保湿とセットで取り入れてください。
AHA・BHA配合のおすすめアイテム
市販で取り入れやすい、角質ケアアイテムをご紹介します(編集部の独自評価)。
AHA系|ザラつき・ごわつきに、ふき取らないピーリングジェル
肌にのせてくるくるなじませる、ジェルタイプの角質ケア。古い角質をやさしくオフして、肌をなめらかに整えます。大容量でプチプラ、★4.55・100件超の支持。週1〜2回の“ごほうびケア”として取り入れやすい一本です。
BHA系|毛穴の皮脂・詰まりに、サリチル酸配合リキッド
サリチル酸(BHA)を配合した、韓国コスメの角質ケアリキッド。毛穴の皮脂や詰まりが気になる肌に、ふき取り・なじませて使います。毛穴の黒ずみ印象が気になる方に人気。使い始めは頻度を控えめに、肌の様子を見ながら取り入れてください。
AHA・BHAの使い方・注意点
角質ケアでいちばん大切なのは、やりすぎないこと。毎日ゴシゴシ使うと、かえって肌の負担になります。製品の表示に従い、週1〜数回の“ほどほど”を守りましょう。使った後は保湿をしっかり、そして日中は紫外線対策を念入りに(角質ケア後は日焼けに注意)。
新しいアイテムは必ずパッチテストから。ヒリつきや赤みが出たら使用を中止してください。ニキビや毛穴の悩みが強い場合は、スキンケアで抱え込まず、皮膚科に相談するのも選択肢です。「早く効かせたい」と頻度を上げるのは逆効果になりがち。肌の調子の良い日に、ごほうび感覚で取り入れるくらいが、ちょうどよい距離感だと思います。
よくある質問
Q. AHAとBHA、どちらを選べばいい?
A. ザラつき・ごわつきが気になるならAHA、毛穴の皮脂・詰まりが気になるならBHAが目安です。両方そろえる必要はなく、悩みに近いほうから始めればOKです。
Q. 毎日使ってもいいですか?
A. 基本はおすすめしません。角質ケアはやりすぎると負担になるので、製品の表示に従い、週1〜数回の“ほどほど”を守ってください。
Q. AHA・BHAでニキビはケアできますか?
A. 化粧品は治療を目的としたものではありません。角質をやさしく整えるケアであり、ニキビの悩みが強い場合は、自己判断でケアを続けず、皮膚科を受診してください。
Q. 使った後に気をつけることは?
A. 保湿をしっかり行い、日中の紫外線対策を念入りに。角質ケア後の肌はデリケートなので、刺激の強いケアは控えめにしてください。
まとめ
AHA・BHAは、古い角質をやさしくオフして肌を整える角質ケア成分です。おさらいします。
- AHA=表面の角質・ザラつき、BHA=毛穴の皮脂・詰まりに向く
- どちらも「整える」範囲の化粧品成分(治療ではない)
- やりすぎない・保湿・UV対策がセット
ほかの成分も横断で比べたいときは、成分辞典でほかの成分も比較すると、自分の悩みに合う成分から選びやすくなります。
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この記事について(肌研究ノート編集部)
本記事の成分情報は、厚生労働省・日本皮膚科学会などの公的機関の公表情報、日本化粧品工業会がまとめる化粧品の効能の範囲、および化粧品メーカーが公表する成分情報をもとに、肌研究ノート編集部が整理・作成しています。特定の成分・製品の効果効能を保証するものではありません。当サイトの方針は編集ポリシーをご覧ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の効果効能を保証するものではありません。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科専門医にご相談ください。
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